歴史ある毛呂山町の柚子
柚子は奈良時代に中国から朝鮮をへて渡来したとされています。古くから薬用として、また調味料として、柚子の持つ独特な香りと酸味は人々に広く愛用されてきました。
毛呂山町の桂木ゆず(かつらき)はオレンジのように色が濃く、皮が厚く、風味が豊かなのが特徴です。
桂木ゆず農家の市川さん
山間部の傾斜地に育つ柚子の手入れを欠かさず、「今年は豊作」と語るのは、二代目の市川さん74歳。
ゆずの収穫は、柚子の木にある”トゲ”に注意しながら、長いハサミで枝ごと収穫して籠の中へ。
収穫がピークとなる時期には「ゆず取り隊」と言われる地元近隣の高校生やボランティアの方々が集まってお手伝いをしてくれるそうです。歴史あるゆずは地域の方々に守られているんですね。
さらに、市川さんの農園は”無農薬栽培”にも挑戦。表面に黒っぽいシミのようなものがありますが、これが無農薬の証。より香りが豊かになり、安心して食べることができます。
柚子の香りを食する
収穫された柚子は、ご家族で品質別に仕分けをした後に出荷されます。
市川さんの農園で収穫された柚子のほとんどは、加工品になるとのことでした。
加工品No.1は「ジャム」、次にお菓子などに使われ、サービスエリアなどで販売されています。
桂木ゆずのオーナーになれる!
桂木ゆずには、オーナー制度があるんです。
桂木ゆずオーナー組合構成の農家にお申込み、現地にてゆずの木を選択して木のオーナーになることができます。
オーナーとなった木の剪定等の管理は農家が行い、収穫時期にオーナーの都合のいい日に自分で収穫することが可能だそう。
詳しい申込み等については下記URL桂木ゆずオーナー制度についてをご覧ください。
https://mitte-x-img.istsw.jp/moroyama-kanko/file/katuragiyuzu.pdf
桂木ゆずを使った自信作
蓮田サービスエリア(下り)では、毛呂山町の桂木ゆずを使用したメニューを販売しています。
柚子の豊かな香りをお楽しみください。
※上から順に
「柚子あんかけタンメン」(レストラン)
「柚子塩ラーメン(豚角煮丼セット)」(フードコート)
「黒糖ゆずまんじゅう」(売店)
「柚子クリームパン」(神戸屋)